あなたに合った働き方を見つけよう＜40代〜50代の方＞

厚生年金に加入していた人が65歳から受給できる年金が「老齢厚生年金」。25年以上の納付期間が必要でしたが、2017年8月1日から、納付期間が10年以上あれば老齢厚生年金を受け取ることができるようになりました。

さらに、厚生年金加入者になると「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」のダブルで受給することができ、国民年金だけの受給と比べると、年金額は約2倍になります。

健康保険については、本人（被保険者）はもちろん、その家族（被扶養者に限ります）についても保険給付が行われます。被扶養者とは、配偶者だけでなく、子ども、親などが対象になります。家族が病気、ケガ、死亡、出産の時にも、保険給付が受けられるので安心です。

ケガや病気などで働けなくなった時には、その収入保障として「傷病手当金」があります。社会保険に加入することで得られる手当金です。健康保険給付として受ける療養だけでなく、自費診療でも仕事に就くことができない証明がある場合は支給の対象となります。